たまに会う父の晩酌にコーラで付き合うのは、ある意味ボクの使命だと思っている。
それは飲酒して迷惑をかけてきたことへの償いなんだ。
ほろ酔いになると、父のお約束の昔話が始まる。
何度も繰り返し聞いてきた話だ。
もしかしたら100回を超えているかもしれない。
重要なのは、それはもう聞いた話だと言ってはいけない、絶対にだ。
photo credit: Over the hills and far away. via photopin (license)
傾聴していると不思議な事がある。
その他の出来事が連鎖で広がる事があるのだ。
人の話を遮ってはいけない。
何故ならボクらの知らない話が聞けるせっかくの機会を失っている可能性があるからだ。
人は誰でも自分の話をするのが大好きなのだ。
そこには例外は一切無い。
相手の話を遮ってしまうのは、ボクらが話したいだけなんだ。
だからひたすら相手の話を聞くんだ。
父の背中を叩いていると、背中越しに父がこう言ったんだ。
もうそろそろ飲んでも良いんじゃないか、と。
ボクは現世ではノンアルコールライフを過ごす予定である事を説明したんだ。
それを聞いた父は寂しそうに笑った。
よくわからないけど、お前が決めたのだからいいんじゃないか、と。
それからまた父の昔話が始まった。
ボクはもちろん、その何度目かの話を黙って聞いていた。
人は自分の話を聞いてくれる人が好きだ。
そこには例外はない。
断703
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自動応答メッセージになりますが、 メッセージはお預かりします。
人の話しを遮ってはならない。
この一文、私のこれからの指針としたいと思います!
物心ついたときから、母とは気が合わず、どうしても喧嘩になってしまいます。
その母もずいぶんと年を取りました。
小さな背中が少し寂しく見えます。
これからは、
酒を飲まずに生きると決めましたので、
今までの償いと、お返しだと思って、
父と母の話をキチンと聞こうと思います。
大切な事に気がつかせて頂きまして、
本当にありがとうございました
ヒロさん、こんにちは。
おっしゃるように、
親にお返ししていく段階だと思います。
人間はある年齢を境に、
子供がえりしていきます。
真剣に話を聞いていると、
とても喜ばれるはずです。
大変だと思いますが、
これまでいただいてきた優しさを、
お返ししていく感じです。
いえいえ!
こちらこそコメントありがとうございます\(^o^)/